伝統工芸品、入荷のお知らせ

最近、JRの車内広告で東京の伝統工芸が紹介されているのを目にされたことがあるでしょうか?着物に限らず、色々な伝統工芸が紹介されているのですが、今テーマになっているのが「江戸更紗」です。


インド更紗から伝わった染技法を、江戸の職人が工夫し、日本独自の美意識で育てたもの――

一色ずつ丁寧に刷り重ねる技法、繊細な模様、落ち着きのある色合い。江戸の町人文化の中で愛されてきたテキスタイルは、今も少数の職人の手で受け継がれています。


そんな貴重な作品を、このたび当店でも仕入れました。


こういう本物を日常の中で目にできる場所があるのは、きっと楽しい。

私たち自身がそう思ったから、思い切って店頭に並べることにしました。

店内の一角に置いただけで、空気がピンと澄んだよう。

伝統工芸士の手が生んだ布は、ただ美しいだけでなく、触れたときにしっとりとした存在感があります。


着物として仕立てるのはもちろん、反物のまま眺めるだけでも心が満たされる、そんな力があります。


電車で見かけたあの柄が、今、店頭で見られます。

「こんなところに、こんなものがあるのか」と、ちょっと驚いていただけたらうれしいです。

普段から着物をお召しの方も、まだ袖を通したことのない方も、

どうぞ気軽にのぞきにいらしてください。

ちとせや呉服店は地域密着型で98年続く着物屋です。

常時店頭には和装小物から、草履バック、印伝細工の小物、七五三などのお祝い着や必需品

訪問着、付け下げ、小紋、紬、袋帯、名古屋帯など誂えの着物

月替わりで特集した着物の展示などをご用意しております。


お振袖は問屋さんでの展示会をご案内しております。


また悉皆(着物のメンテナンス)にも力を入れており、丸洗い、汗抜きのほか、寸法直しや仕立て直しも承っております。お見積もりもできますので、どうぞお気軽にご相談ください。

ちとせや呉服店

1927年 昭和2年創業、100周年を目前に2021年末に心機一転リニューアルオープン致しました。”ちとせや呉服店”で御座います。 呉服屋は、そこに住むお客様にとっていつまでも安心してご利用できる場所でなければならない。その想いから、お客様の人生に長く寄り添える店づくりを目指してきました。創業して95年、おかげさまで沢山のお客様の人生に関わらせていただいてまいりました。

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